2012年5月6日日曜日

No.127 5月6日 あるガーナ人を日本に誘った横浜の発明王(加筆修正)

今日はゴムの日です。
多くの記念日制定の中で(最悪の)語呂合わせ日の一つです。
 (関係者の方お許しください)
ゴムには、天然ゴムと合成ゴムがあります。
ゴム消費量の7〜8割を占める自動車タイヤは両方を各社組み合わせて特色を出していきます。
今日は、アフリカ(ガーナ)と横浜を繋ぐエピソードを紹介します。

TICAD
Tokyo International Conference on African Development

今年2013年は「第5回アフリカ開発会議」が横浜で開催されます。
横浜開催は二度目です。
http://www.ticadyokohama.jp

(プロローグ)
あるガーナ人青年は、生まれ故郷から仕事のためにエジプトに向かいました。
移動は自動車でした。
アフリカ大陸を結ぶ主流は「自動車」です。鉄道網は自然条件、政治(治安)、文化など様々な理由から中々延伸しません。
道路整備もままならない箇所も多く、まさにダートコースを走り抜かなくてはなりません。そのため故障は生死を分けます。
アフリカのダートを走り抜く「自動車」の命は何でしょう?
エンジン、ガソリンは勿論ですが違います。
エンジン、ガソリンは日頃の整備が生死を分けます。行く先の道なる道路環境に耐え命を守るのは「タイヤ」です。アフリカの砂漠でパンクは死を意味します。

(あこがれのブランド)
タイヤの日とアフリカが繋がりました。
エジプトに向かったガーナ青年の名はコフィ・エドウィン・マテさん。
西アフリカのかつてゴールドコースト(黄金海岸)と呼ばれた、ガーナ共和国(Republic of Ghana)東部の小さな町クロボ・オドマセ(Krobo Odumase)の出身です。

http://www.afrikico.co.jp/kaisyaannai.htm
コフィさんは現在横浜市西区岡野でアフリカ雑貨を販売すると同時に、ガーナ、アフリカ文化を日本に伝えるために奔走しているエネルギッシュな方です。
http://www.afrikico.co.jp
(いい店です。ぜひ!!)

彼曰く、自動車は命を運ぶ大切な道具、その中でもタイヤが良くなければいくら馬力があっても、ガソリンを積載していても走らない。
アフリカ人にとってタイヤは“命”といってもオーバーじゃない。

ガーナの“生まれ故郷”から外国に出る時、一番欲しかったモノが
日本製のタイヤだったそうです。
欲しいあこがれのタイヤには「YOKOHAMA」の文字があったそうです。
だから日本に来た時、横浜に来ました。と彼は笑いながら話してくれました。
少しできすぎた話しですが、確かにタイヤは命です。しかもそこに横浜ゴムの「YOKOHAMA」が横浜をプロモーションしていたなんてね。

(横浜とゴム)
ところがこの話しはここで終わりません。物語はさらに続きます。
横浜ゴム株式会社、The Yokohama Rubber Company, Limited
創業大正6年(1917年)10月13日
本社は東京都港区新橋5丁目36番11号です。
海外重要拠点の一つに(Jeddah Office ) がありました。
C/O Al Jomaih Tyre Co., P.O. Box 467, Jeddah 21411, SAUDI ARABIA

横浜の名は、横浜市に関係があります。
横浜ゴム株式会社は、古河グループ(古河電工)の一員で、誕生は横浜、横濱電線製造にあります。
電線とタイヤの原材料のゴムは“絶縁体”として密接な関係があります。古河電工は銅線を、横濱電線製造はその銅線に絶縁加工し「電線」を製造しました。
この横濱電線製造が横濱護謨製造株式會社となり、現在の横浜ゴムとなったのです。

(裏高島)
「tvkハウジングプラザ横浜」と「横浜イングリッシュガーデン」のあるあたりは戦前「裏高島」(ちょっとイメージ悪いですが)と呼ばれ、ついこの間まで古河電工の研究所とサッカーグラウンドがありました。
この場所にほど近いところで「横浜の発明王」山田与七が横濱電線製造の本社工場を経営していたのです。(明治35年〜)
横浜ゴム株式会社のルーツは、まさにここにありました。
http://www.tvk-plazayokohama.jp/
http://www.y-eg.jp/
■まだまだ続く
この話し、横浜との関係はまだ続きます。


No.179 6月27日(水)電気が夢を運んだ時代?
http://tadkawakita.blogspot.jp/2012/06/no179627.html
No.213 7月31日 (火) 金日本、銀日本
http://tadkawakita.blogspot.jp/2012/07/no213-731.html


(余談)
資料を調べていると、思わず唾を呑み込む瞬間があります。
ふと気がついたことが少しずつジグゾーのピースのようにはめ込まれていき、絵になっていく感じです。

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