2011年12月4日日曜日

映画雑談 黒く濁る村

黒く濁る村 2010/11/20
原題 苔 MOSS
上映時間 161分
製作 韓国
監督:カン・ウソク
原作:ユン・テホ
脚本:チョン・ジウ
撮影:キム・ソンボク
音楽:チョ・ヨンウク
出演:パク・ヘイル(ユ・ヘグク)
チョン・ジェヨン (村長 チョン・ヨンドク刑事)
ユ・ジュンサン (パク・ミヌク検事)
ユソン (イ・ヨンジ)
ユ・ヘジン (キム・ドクチョン)
キム・サンホ (チョン・ソンマン)
キム・ジュンベ (ハ・ソンギュ)
ホ・ジュノ (ユ・モクヒョン)
前評判:「シルミド/SILMIDO」のカン・ウソク監督が人気のWEBコミックを元に映画化し韓国で340万人を動員したサスペンス。
三回観る。一回目は全体をピーンと張りつめた緊張感が覆う空気の重たさに圧倒された。若干飛躍、現実には無いだろうというシーンも散見されるが概ね満足。二回目以降、いろいろ考えてしまった。
陰鬱な村の常識はずれの秩序が支配するというテーマは、東西を問わず使われるが、舞台が韓国なので日本に通じるおどろおどろしさがある。
長い間、音信不通だった父の死の知らせを受け、秘密めいた山奥の村を訪れる。村長のヨンドクが絶対的な権力を握るその村では排他的なムードが漂う。父の死因に違和感を覚えた彼は、調べるうちに、父所有の土地の名義が書き換えられ、財産も全額が引き出されていた事を知る。やがて、次々に殺人事件が起こるが…。
1978年(ベトナム戦争帰りの男がある事件に巻き込まれ、その子が彼の死の真相を追うという展開。「トンマッコルへようこそ」で北朝鮮の軍人を名演したチョン・ジェヨンが今回もみごとな演技だった。一度鑑賞あれ!
サスペンスとして十分に楽しめるのでストーリーは明かさないことにする。

隠し味として
カン・ウソク監督独特の政治批判も含まれ、1970年まで続いた代朴正熙時代の負の遺産をふまえた軍政時代の暗黒政治の警告ともとれる。
紅一点(ユソン)の存在に次代を変えるのは「女性です」ともとれる。
とにかくラスト10分はかなり多くのキーワードが隠されているの後からいろいろ考えさせられる。

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